多肉植物 3つの水やり注意点

ジョーロ植物

8月も半ばになりました。
毎日35度超えの暑さが続いていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?

さて、夏の水やりって大変ですよね。
みなさんは、どのような水やりをしていますか?

多肉植物を育て始めてた私が衝撃を受けた言葉に「多肉植物は夏に水やりをしなくても大丈夫」と言う言葉がありました。
夏に休眠期になる品種は水を必要としないので、水やりをしなくて良いと言うんです。

しかし、これも生産者さんやタニラーの方それぞれ言う事が違います。
やっぱり水やりはした方が良いと言う方も結構いらっしゃいます。
特にセダムと言う小さい多肉植物は水やりをした方が良さそうです。

では、どのような水やりをしたら良いのでしょう…?

はじめに

今回、水やりについて考えるきっかけになった事があります。
私は育てている多肉植物をたくさんダメにしてしまったんです。
その原因が、この夏の暑い時期に植物の観察を忘れてしまった事です。

夏だから水やりはしなくても大丈夫、と言う思いもありました。
しかし、多肉植物を見ると大変な事になっていました。

元気だった多肉植物がぐったりしていました。
元気が無かった小さな多肉植物は、すっかりダメになっていました。

完全に水やりをしなかったせいだと思いました。
なので、改めて水やり仕方を確認する事にしたんです。

水の量

水やりと言っても、色々なやり方があると思います。
ホースを使ってジャブジャブあげる方も居れば、ジョーロを使って少しずつあげる方も居るでしょう。
私は水やりが苦手なので計量カップを使って、どのくらいあげたか確認しながらやっていました。

しかし、これが結構大変。
鹿沼土や多肉植物の土を多く使っているので、本当に水はけが良いんです。
水やりをしても、サーっと水が抜けて土全体に水がいきわたっていないのが分かるんです。
なのでよく聞く「鉢底から水が出るくらいたっぷりやる」と言う言葉に惑わされてしまいました。

鉢底から水は出るけど鉢全体に行きわたっていないのでは、たっぷりあげた事になりません。
そんな時、100円ショップで良い物を見つけ購入してみました。
ペットボトルに取り付けて圧をかけるとシャワーが出ると言う商品です。

少しずつ水やりが出来るので葉挿しなど根付く前の多肉植物にも優しく水がかかります。
ノズルを調節するとストレートにもなりピンポイントで水やりする事もできます。
また、観葉植物に葉水をする時にも便利でした。

時間

植物の水やりは基本的に「朝」です。
これは植物が光合成をする為には、水が必要だからです。
そして土の渇きが気になるようなら「夕方」にもやっても良いそうです。
絶対に避けたいのが「日中」です。

すでに気温が上がっている「日中」に水やりをすると鉢内の温度も上がってしまい根を痛めてしまいます。
ですが、すでにぐったりしている植物を見つけたら躊躇せず水をあげましょう。
その時の注意点として必ず日陰に移してあげる事を忘れないで下さい。

最近は、朝から気温が高い日も多いので「朝」の水やりより「夕方」もしくは「夜」が良いと言う方も居ます。
ですが「夜」の水やりは徒長の原因にも繋がります。
どの時間帯に水やりをするのが良いのか?
その答えは、やはり人それぞれなのかもしれません。
それぞれの理由と自分が育てている植物との相性をみて判断されるのが良いと思います。

風通し

最後に風通しです。
私は今まで風通しの事を考えていませんでした。
ベランダで育てているので、何もしなくても風は抜けていると思っていたからです。

しかし、引っ越しをした今の部屋のベランダは完全に密封されていて風が抜けないんです。
当然、上は開いていますから大丈夫だと思っていたのですが夏になりエアコンをつけると熱風が溜まっているんです。
ガーデンラックを増設する予定でしたが、なかな届きません。
やっと届いたと思ったら不良品で返品しました。
そんな事をしている間に、たくさんの多肉植物をダメにしてしまいました…。

今のベランダで植物を育てるのは少し難しいようです。
なるべく日差しと風通しを確保しつつ、今ある多肉植物を元気に育てる事を心掛けたいと思います。

まとめ

植物を育てるうえで考えなくてはいけない水やりですが、本当に難しいです。
何も考えずに水やりをしていると大切な植物をダメにする確率が上がってしまいます。
調べれば調べるだけ色々なやり方が出てきます。

何を信じるか、何を実践するか、これは自分の植物の様子を観察して決めるのが一番だと思います。
私は「夜」が良いと聞いて実践しています。
しかし徒長が気になるので「朝」の方が良いのかもしれません。

自分の植物の様子を見て会話をしながら育てて行くのがまた楽しいのかもしれません。
今回ダメにしてしまった多肉植物には、本当に勉強させてもらいました。
この経験を無駄にする事の無いよう残った多肉植物を大切にしていきたいと思います。

台風

そろそろ台風も心配な時期になります。
みなさんの多肉植物がより元気に成長しますように…。

ハルでした。

おまけ

また新型コロナウイルス感染が心配な状況になっています。
気を付けて生活をしているつもりでも、これだけ長く続くと状況に慣れてしまうものです。
私は電車通勤をしていますが、当然みなさんマスクは着用しています。
暑がりな私は汗と息苦しさと戦う毎日です。

そんな中、私の職場でも新型コロナウイルス感染者が出てしまいました。
きちんとマスクをし手指消毒を心掛け気を付けていたにもかかわらず感染してしまいました。
私は濃厚接触者には当たらないとの事で検査は受けませんでしたが、代わりに仕事を受け持つ事になりました。
正直、自分の仕事で精一杯でした。
とは言え、好きで感染した訳ではなく一番辛いのは本人。
そして「明日は我が身」。
私ができる事なら引き受けようと思い頑張りました。

お盆休み前でしたのでバタバタとした数日を過ごし、やっと休みになった時にはクタクタでした。
もともと食生活は乱れがちでしたが更に野菜不足を感じ、疲れていてもシャワーで済ませ寝る。
朝起きても疲れが取れてないまま、出勤という生活をしていました。

こんな生活をしている時に、植物を観察する事を忘れてしまったんです…。

寝る猫

植物が枯れるのは「自分の身代わりになってくれている」と言う話を聞いた事、ありますか?
私はスピリチュアル的な話が好きなのですが、これ本当だと思っているんです。

今回私は余裕のない生活をしていた時に、多肉植物をダメにしてしまった事に気付いたんです。
もし植物を育てていなかったら、自分の限界に気づかなかったかもしれません。
ダメになった多肉植物を見る事で、自分が疲れ切っている事に気付いたんです。

以前ネコを飼っていた時、具合が悪そうにしているネコに「ここが痛いってしゃべってくれれば良いのに…」と本気で思っていました。
何も言わないネコのそばにいてあげる事しかでなくて、とても切なくなった事を思い出します。

植物はネコのように自分からそばに来てくれる事もありませんから、ダメになった鉢を見た時は本当に切なくなりました。
そしてこんなになるまで気づかないほど自分が余裕のない生活をしていたのかとハッとしました。
なので、かわいそうな事をしてしまったのですが「ゴメンね」ではなく「ありがとう」と言う言葉が出てきました。

これからも、植物に助けてもらいながら元気に生活していきたいと思います。
ありがとう、私の大切な植物達。
ずっと大切にしていきます。

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