「エネルギーバンパイア」の攻撃②

道教えて

朝晩、急に寒くなってきました。
私は汗っかきなので少し寒いくらいが丁度良いので助かります。
ただ、いつまでも半袖でいると「寒くないの?」と心配されてしまいます。
年齢的な事もあり、突然汗が噴き出すので困ります。
そんなお年頃だと割り切って季節の移り変わりを楽しむようにしています。

さて、話を「エネルギーバンパイア」に戻しましょう。
私の身に起きたさらなる攻撃とは…。

呼び出し

「エネルギーバンパイア」に詰め寄られた私は、仕事が終わってからも涙が溢れて大変でした。

ずっと我慢してきた私が何であんな言われ方をされなきゃいけないんだろう?
カワイイ後輩を守るために私が出来る事は何だろう?

色々考えた結果、私が辿り着いた答えは「どうせうまくいくんだから大丈夫」でした。
よく考えたら明日から顔を合わせる機会が減るんだから、ほっとけば良いんです。
そして残った仲間と助け合っていけば良いんです。
そう思えたら、ぐっすり眠れました。

しかし私は、さらなる攻撃をうける事になりました…。

なんと私は所属長に呼び出さてれしまいました。
なぜ、私と「エネルギーバンパイア」との一件を知っているのか?
答えは簡単です。
「エネルギーバンパイア」が私との問題を報告したのです。
何と言ったのかは想像できますよね。

事務所

私の所属長は大変な権力を持っている方なのですが、やはり時代遅れの感があります。
パワハラ・セクハラと言われてもおかしくない言動も目立ちます。
ただ、誰もそれを言えないのが現状です。
実際、そんな職場がほとんどなのかも知れませんけど…。

そんな所属長に「何があったのか、聞かせてください」と言われた私は戸惑いました。
「エネルギーバンパイア」に詰められた事柄が、あまりにもチッポケな話だったからです。
でも正直に話しました。
しかし、私は感じてしまいました。
この人は私の言う事を聞く気は無いと…。
そこで、どうせなら全部言ってしまおうと思いました。

私には私が一番知っている事でも何も聞かない。
私には仕事で必要な事でも何も教えない。
私には話しかけず仲間外れにする行動が多い。

数分後、言われたのがこれです。

「あなたも若くないんだから、うまくやってください。」
「わかりますよね?」
「じゃよろしく。」

仕事の付き合いだと割り切って今日まで我慢してきたのに、これ以上うまくやれと言われても…。
私は今後、どうしたら良いのか分かりませんでした。
分かった事は、もうここには居られないかもしれないと言う事でした。

監視

「エネルギーバンパイア」が別の部署に異動になったので、一日中顔を合わせる事は無くなりました。
それが、こんなに精神的に楽になるものなのかと本当に驚きました。
今まで、ほとんど話しかけてこなかった人が私に声をかけてくれるようになりました。
そして、仕事量が増えてしまった私達にみんなが協力してくれました。
本当に嬉しくなりました。

そんな中でも「エネルギーバンパイア」は現れます。
たいした用事も無いのに事務所に来ます。
私が所属長に呼び出された事も知っているはずです。
もしかして、私が何か言うとでも思っていたのでしょうか?
当然、私は関わりません。

つまらない内容で内線をかけてきます。
そんな時に限って私が出ちゃうんですよね~。
当然、私は何もなかったように今まで通りの対応をします。

どうやら、それが気に入らない様子です。

今後

私は、私達女性社員だけが仕事量が増えて大変な思いをさせられると思っていました。
直属の上司に言っても何もしてくれませんでした。
しかし、男性社員は何も言わなくても協力してくれました。
そんな中でも「やり方が悪いから仕事が遅れてる」と言う人がいると聞きました。
これは私の憶測ですが言っているのは「エネルギーバンパイア」だろうなと感じています。

仕事量が増えているのだから、遅れるのは当然です。
そのくらいの事も分からないのでしょうか?

私は「エネルギーバンパイア」が居なくなった今なら全員で協力して頑張れる職場になるという確信があります。
しかし残念ながらいずれ「エネルギーバンパイア」が戻って来る予定があるそうです。
その時、この職場に私の居場所は無くなるでしょう。

私の心の中には「次のステージ」が見えています。
私は確かに若くはありません。
なので「エネルギーバンパイア」と無駄に過ごす時間は無いのです。
私が私らしく居られる「次のステージ」はどこなのか?
それを考える時期なのかもしれません。

ハルでした。

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