けんそん編
みなさんが働く職場に女性は何人くらいいますか?
職場の課長に「女性の扱いが分からない・・・」「女性にお願い事をする時、何と言えば良いか教えて」と聞かれた時「これはしっかり伝えなければ!!」と思いました。
女性に限らず、人間は人それぞれ様々な性格、考え方の方がいます。
自分の「普通」が通用しない方が居ると言う事を知って頂けると嬉しいです。
こんな時みなさんなら、どう考えますか・・・?
登場人物
丘本さん 50代女性 入社15年 ベテラン社員
安田さん 40代女性 入社2年 パート社員
林田さん 50代女性 入社10ヵ月 パート社員
問題
パートさんに残業をお願いする時、進んで対応してくれる方は助かるものです。
しかし、やってくれる人ばかりではありません。
なんだかんだと理由を付けて遠回りに断る人や、スパッと断る人もいます。
繁忙期が近づき丘本さんがパートさんに残業をお願いする事になりました。
安田さんは体調不良を理由に断ってきました。
林田さんは快く引き受けてくれました。
それを知った課長が安田さんへ直々にお願いをしました。
- 新人さんが残業するより、ベテランの安田さんがやってくれると助かるんですが出来ませんか?
- 安田さんは仕事が出来るから、少しでもお願いできませんか?
安田さんは、こう答えました。
- 私、そんなに仕事出来ませんから・・・
- 私も林田さんも同じレベルのパートですから・・・
課長は残業依頼を諦めました。
この時の安田さんの本心は何だったでしょうか?
本心
安田さんの本心は、こうでした。
何で私がけんそんしてるのに「そんな事無いよ」って言わない
何で「是非、安田さんにやってもらいたいんです」って言わないの
正解
安田さんの返答を素直に聞くと「残業は無理」「残業はしたくない」に聞こえます。
しかし、安田さんは「自分は仕事が出来る」と思っている方でした。
つまり、そこを理解しないで言葉だけを聞いてはダメだということになります。
仕事が出来ると思っている人の言葉だと思って聞けば、けんそんしてると言う事が分かります。
課長が「どうしても安田さんにお願いしたい」と言って再度残業依頼をした所、体調不良と言っていたはずなのに、まんざらでもない様子で承諾してもらえました。
まとめ
私自身、いわゆる「普通」の考え方の持ち主だと思っています。
しかし、女性に限らす理解出来ない・分かり合えない方は何人もいました。
相手から見たら、私の方が「理解できない人」だったのでしょう。
そもそも職場や学校で全員とうまくいくなんて無理って思えば少し心に余裕が生まれると思います。
そして色々な人の行動・言動を観察してみるのもおもしろいと思いませんか?
今回は、うまく残業を承諾してもらえましたが、これ以外にも正解はあったはすです。
人間関係に「これが正解」なんてないのかもしれません。
みなさんの考える正解は何でしたか?
では、お茶にしましょうか・・・。
ハルでした。
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