仕事の失敗を引きずらない方法

間違い教えて

みなさんは、仕事で『失敗』した事がありますか?

逆に『失敗』した事がない方は、いますか?

そんな人、いる訳ないと思いますよね?

でも、いるんです。

その人は『失敗』しない完璧な人では、ありません。

いわゆる『失敗』を『失敗』と捉えない人なのです。

あなたの『失敗』は『失敗』では無く、成功する為の『勉強』なのです。

失敗

私は、今まで色々な職場で仕事をしてきました。

性格が真面目で几帳面なので『失敗』する事が怖いという思いがありました。

『失敗』なんて、絶対にしてはいけない。

『失敗』なんて、あり得ない。

そんな思いで『失敗』しないよう注意してコツコツ仕事を進めていました。

なので新しい職場で先輩から仕事を教わる時に、きちんと説明してもらえないと不安で仕方がありませんでした。

そして、いくら注意をしていても起きるのがミス、そう『失敗』です。

雨の中立つ男性

そんな『失敗』が発覚した日には、まるで『この世の終わり』のような気持ちになり落ち込んでいました。

上司に報告し、謝罪し、反省し、訂正し、すべてが終わるまで「どうしよう」「もうダメだ」「二度と信頼してもらえない」と言ったネガティブな思いにどっぷり浸かっていました。

『失敗』の対応を一通り終わらせ、通常業務に戻っても「また失敗したらどうしよう。」と言う不安は付きまといます。

きちんと反省しているにもかかわらず、この『失敗』は繰り返します。

なぜでしょう・・・?

反省

『失敗』をすれば、誰でも『反省』をします。

『反省』をする事で人間は成長します。

では、なぜ『反省』をしても『失敗』を繰り返してしまうのでしょか?

問題は『反省』の仕方にあると思います。

みなさんは、どのような『反省』をしていますか?

上司に『失敗』した事実を報告し「すいません」と謝罪の言葉を並べ落ち込みながら訂正する。

もう『失敗』しないようダブルチェックをすると言う方法を使う方も多いでしょう。

比較的単純な業務内容なら、これで良いかもしれません。

しかし、少し複雑ないくつもの処理を掛け合わせて結果を出すような業務内容だと、ダブルチェックをしていたら納期に間に合わなくなってしまいます。

結局、気合と根性で『失敗』しないよう頑張る事になります。

結果、ある日また『失敗』をしてしまうのです。

そうです、こんな『反省』をしていても『失敗』は繰り返してしまうのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

改善

私は、今の職場で働き始めとても苦労しました。

データ入力の仕事すると思っていたのですが、実際はExcelの機能を使って処理する業務が中心でした。

もちろん、Excelは使った事がありましたが簡単な表計算ができる程度の経験しかありません。

なのに、関数は使うしピポットテーブルと言う初めて見る機能も使うし・・・。

さらに、処理の仕方が会社の数だけ存在すると言っても過言では無いくらい複雑・・・。

『失敗』が発覚し、訂正の仕方を教わるたびに「この会社は、この処理をするんです。」と初めて聞くのですから『失敗』しない訳がありません。

私は『失敗』したくないと言ってもこの職場では無理だ、と言う事に気付きました。

そして、私は考え方を変えました。

「これは『失敗』じゃない。『勉強』しているんだ。」

『勉強』だと思えば、ネガティブな感情に押し潰される事もなくなります。

『勉強』した事は、私の知識となり次にいかす事もできます。

本

「『反省』するのも大事だけど『改善』するのがもっと大事だ。」

『失敗』した事実を受け止め『反省』する事は必要です。

しかし、落ち込んでいるだけでは前には進みません。

前に進まないなら『反省』しないで同じ事を繰り返す人と同じです。

言ってしまえば、落ち込むだけ損しているようなものです。

『失敗』したと言う事実から『改善』できる事を見つけ実践する事で成長できます。

私は『失敗』つまり『勉強』した時の対処方法を記録していく事にしました。

残念ながら、この職場に『マニュアル』と言う物が一切存在しなかったので自分の知識は自分でマニュアル化しようと考えたからです。

最初は言われた事をやるだけで精一杯でした。

その後、少しずつ対処方法を記録していきました。

最終的にマニュアル化する為にまとめていきました。

通常業務に追われると、なかなか思うように進まない状況でしたが持ち前の性格をいかしコツコツとマニュアル化を進めるうちに『失敗』は減っていきました。

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まとめ

私達は気合と根性で『失敗』しないよう頑張っても、必ず『失敗』を繰り返します。

なので、どうせ頑張るなら成果のでる方法で頑張った方が良いですよね。

『失敗』を繰り返さない為にやる事は『反省』し、原因を追究し、『失敗』しない仕組みに『改善』する事です。

『失敗』しない仕組みを作ってしまえば、気合と根性で頑張らなくても『失敗』は無くなります。

とはいえ、やはり『失敗』はゼロにはなりませんよね。

次から次へと『失敗』は発覚します。

その時は、ガッカリするのでは無く『チャンス』と思いましょう。

なぜなら、また一つ『失敗』しない為の仕組みを構築する事ができるんですから。

こうして一つずつ『失敗』から『改善』を進めていけば、やがて『失敗』に繋がる要素は無くなるでしょう。

こうなれば『失敗』は、もはや『失敗』ではなく『失敗』しない仕組みを構築する為の『勉強』です。

『失敗』した事に落ち込みネガティブな感情に浸っている場合ではありません。

そんな暇があるなら、一刻も早く『改善』に取り掛かりましょう。

そうです、『失敗』を引きずらない方法は、まさにこれ『改善』する事です。

より良い職場で仕事をスムーズに進める為にも『失敗』を活用し成長していきましょう。

おまけ

私の職場には『エネルギーバンパイア』がいるんですね。

とても厄介な存在です。

何かあると騒ぎ立て相手を痛めつけエネルギーを吸い取るのが『エネルギーバンパイア』の正体です。

ある日、新人社員が『失敗』をした時の対応が凄かったんです。

たまたま『エネルギーバンパイア』が電話応対をした事で『失敗』が発覚しました。

すると、ここぞとばかりに騒ぎ立てワーワー言い出しました。

私は、新人社員をフォローする為に原因を探り始めました。

しかし『エネルギーバンパイア』は、それを遮り上司のもとにに新人社員を連れ出し『失敗』した事を盛り気味に報告し始めました。

その姿は、とても嬉しそうで楽しそうで喜んでいるように見えました・・・。

立場上難しい事もありますが、このような『エネルギーバンパイア』からは距離を置く事をおすすめします。

そばに居てもエネルギーを吸い取られるだけで、良い事なんて一つもありませんから。

『エネルギーバンパイア』については、いくつか記事がありますのでよろしければご覧ください。

自分が困った時の対応で、信頼できる人なのか、頼れる人なのか、それとも避けるべき人なのか、見極める事ができるばすです。

自分の大切なエネルギー、大切な時間を奪われないよう気をつけてくださいね。

私は、この新人社員の『失敗』から自分の為に作ったマニュアルを後輩の為に役立てる方法を考え始めました。

きっと良いものができるとワクワクしています。

ハルでした。

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