愚痴を言わなくなると幸せになる？

みなさんは毎日、幸せを感じながら生活をしていますか？

人によって幸せの定義は違う物です。

自分の好きな事、気の合う仲間・友人に囲まれて仕事をする事に幸せを感じる方。

居心地のよい家で家族と暮らせていることに幸せを感じる方。

欲しい物が買える事に幸せを感じる方。

他人から見たら決して幸せそうに見えなくても自分が幸せを感じていれば、その人は幸せなんだと思います。

今の私はと言いますと…。

職場には『エネルギーバンパイア』と呼ばれる存在がいてストレスを抱えながら仕事をしています。

親の介護をする為に正社員からパートになった為、給料が減り生活が大変です。

友達も少なくスマホに着信が無い日も、しょっちゅうです。

こんな私、幸せそうに見えますか？

たぶん、見えないですよね…。

でも、私、幸せなんです。

強がりとか見えを張ってとかではなく、心からそう思っているんです。

ただし、以前は幸せだとは思っていませんでした。

いつから、どうして、幸せだと思えるようになったのでしょうか？

幸せ

結論から申しますと、愚痴を言わなくなると幸せになります。

この話、よく聞きませんか？

これ、本当です。

でも、少し違います。

愚痴は、言わないに越した事はありません。

とはいえ、言わずにいられない状況もありますよね。

心に留めて置く事で自分が壊れてしまうようでは、元も子もありません。

なので私は、愚痴を吐き出す事でうまくいく事もある、と思っています。

そして、愚痴を言ったあとが重要です。

愚痴を愚痴で終わらせなければ良いのです。

そうすれば、その先には幸せが待っています。

愚痴

ところで、みなさんは愚痴ってなんだか分かっていますか？

私自身、あいまいな解釈をしていたので調べてみました。

みなさんは、これで分かりますか？

正直なところ、私はなんだかよく分かりませんでした。

なので私なりに、こんな捉え方をしてみました。

ポイントは主語が誰か？と言うところです。

例えば、こんな感じです。

私の職場にいた人の話です。

何度もミスを繰り返し問題になっていました。

そして私が依頼した仕事が納期に間に合わないと言う問題が発生しました。

その時の私は「早めに確認しとけば良かった…。今日は残業だ…。」と独り言を言いました。

これの主語は私、ですよね。

今さら確認しておけばと言ったところで、納期に間に合う訳ではないのに言っています。

つまり、言っても仕方のない事を言っています。

なのでこれは愚痴、ですよね。

一方、私が「○○さんがまたミスしたんだ。納期に間に合わないなんてありえない。どうしようもない人だね。」と友人に言いました。

これの主語は○○さん、ですよね。

そして、またミスした、どうしようもない人だと言っています。

つまり、他人を悪く言っています。

なのでこれは悪口、になります。

ただ自分としては、どっちも愚痴だと思って言っている時ってありませんか？

愚痴が悪口になる境目は誰に言うか、だと思います。

主語が他人の場合でも、独り言を言っているうちは自分に言っている訳ですから愚痴になります。

それを、本人や第三者に言った時に愚痴では無く悪口になってしまうのです。

私は愚痴の延長線上に悪口があるように感じています。

なので、ハッキリと線引きするのが難しいんだと思います。

ストレス発散

日常生活で不満に思う事なんて、いくらでもあります。

自分が穏やかな気分でいる時は何とも思わなくても、体調が悪かったり、トラブルが発生していたりしたらイラっとする事だってあります。

そんな時に愚痴を言う事は、誰でも経験があるのではないでしょうか？

しかし、愚痴は言っても仕方のない事を言って嘆く事。

なら、なぜ私たちは言っても仕方のない愚痴を言うのでしょうか？

それは、ストレス発散の為だと思われます。

納得できないモヤモヤした感情を言葉にするだけで、多少は気持ちを立て直すきっかけになりませんか？

自分の感情を言葉にする事で少しでもモヤモヤが晴れれば、また頑張れる事もあります。

ただ、ここで注意していただきたい事があります。

それは私が愚痴を言う時に気をつけている事です。

①相手を選ぶ
②クセにしない
③リスクを伴う事を知る

独り言を言っているなら良いのですが、本人や第三者に言う時が問題です。

つまり相手がいる時です。

自分は愚痴のつもりでも相手にとっては悪口になっしまいます。

自分のストレス発散の為に、聞いている人がストレスを感じている事に気づきましょう。

時には、同じストレスを抱えている人同士で盛り上がる事があります。

そんな時はモヤモヤが晴れてスッキリします。

このスッキリした感覚が、クセになりやすいです。

なんでもそうですが一度クセになると、なおすのが大変です。

お酒やタバコ、ギャンブルもそうですが最初は少しだけで満足します。

しかし、徐々に量が増え依存状態になる可能性がありますから気をつけましょう。

そして、これが一番問題なところです。

人の悪口を聞いている時、悪く言われている人より悪口を言っている人の印象が悪くなるそうです。

自分が誰かのストレス発散の為に悪口を聞かされた時の事を考えれば理解できますよね。

自分が嫌われても良いと思うなら止めませんが、そんな方はいませんよね…。

そのあと

ストレスを貯める事は、何一つ良い事はありません。

上手に発散しましょうと言われています。

とはいえ、上手に発散できないから困ってしまうんですよね。

運動したり、趣味を持ったり、方法はいくらでもあるのは分かっているけどできないのがストレス発散です。

そんな時に愚痴を言うのは簡単なので、つい私たちは愚痴を言ってしまうのです。

しかし愚痴はクセになり、リスクを伴う場合があります。

では、安全に愚痴を言うには、どうしたら良いのでしょうか？

最初にも申しましたが、私は愚痴を言ったあとが重要だと思っています。

納期が間に合わないと言う問題が発生した時の事で考えてみましょう。

早く確認すれば良かったと愚痴を言い、時に誰かに○○さんがどうしようもない人だと悪口を言ったとします。

そう、そのあとです。

みなさんは、何かしますか？

愚痴を言った事でストレス発散して「あ～、スッキリした」で終わりますか？

同じストレスを抱えている人と「そーだよね。」「そーなんだよね。」と盛り上がって終わりですか？

以前の私は終わりでした。

一瞬、スッキリしますが現実は何も変わりません。

結局、○○さんに文句を言い仕方なく残業をするだけです。

これではいつまでたっても、このままです。

そこで、私はある事を始めました。

それが、愚痴を愚痴を終わらせないと言う事です。

だから幸せ

愚痴を愚痴で終わらせないとは、どういう事なのか？

私は、せっかく言葉にしている愚痴を利用する事にしたんです。

納期に間に合わないトラブルが発生した時「早めに確認しとけば良かった…。今日は残業だ…。」と言葉にしています。

これだけなら、ただの愚痴です。

私はこの愚痴を利用して「じゃあ、どうすれば良かったの？」「じゃあ、何をすれば良かったの？」と自分にツッコミを入れるんです。

すると何かしらの答えが出てきます。

「○○さんに仕事の依頼をする時は、早めに確認する必要があるんだな。」

「一刻も早くこの仕事を終わらせる為の段取りを考え、○○さんに指示しよう。」

この何かしらの答えを出す事で、愚痴は愚痴ではなくなります。

愚痴が愚痴ではなくなると、前向きな思考や行動ができるようになると思います。

それって愚痴を言っているより何倍もストレス発散になってると思いませんか？

そして前向きな思考や行動がでるよになった時、ちょっとだけでも成長している気がしませんか？

私は、そんな自分の成長に気づけた時に幸せを感じます。

つまり、愚痴を愚痴で終わらせなくなると幸せになるんです。

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せっかく前向きな思考や行動ができるようになったら、今度はそれを言葉にしてみてください。

愚痴を言っている間は、同じように愚痴を言いたくなるような事が続きます。

よく、ミスがミスを呼ぶって言いますよね。

ミスした事をクヨクヨと考え、自分はダメだと思い、ドンヨリした気持ちで愚痴を言っていると同じようにドンヨリする事が続く、みたいな感じです。

これを、ミスした事を見直し原因を探し、自分にできる事を考え行動し、前向きな気持ちで「大丈夫」とか「やればできる」とか「上手くいく」とか言っていると同じように前向きになれる事が続く、みたいな事になるんです。

これが『引き寄せの法則』ですよね。

どうせ言葉を口にするなら愚痴より幸せな言葉を言いませんか？

私は、ほんのちょっとした事でも「幸せだな」「ありがたいな」「ツイてるな」と言う事にしました。

だから、私、幸せなんです。

なんて、言っちゃえるんです。

誰にも迷惑をかける訳でもなく、お金がかかる訳でもないなら、言っちゃいましょう。

これで、みなさんも、幸せですね。

おめでとうございます！

ハルでした。