みなさんは『心地よい』と聞いて、何を思い浮かべますか？
私は正直、よく分かりませんでした。
と言うより、考えた事も無かったと言う方が正しいかも知れません。
『心地よい』とは、いったい何なんでしょう・・・。
私は一年程前からスピリチュアル的な話を聞くようになりました。
きっかけは『新型コロナウイルス感染症』の流行です。
みなさんも不安な毎日を送っていたことと思います。
外出もままならない、テレビを見ても不安をあおるようなニュースばかり・・・。
そんな時、YouTubeでスピリチュアル的な話をされている方の言葉が心に刺さりました。
もちろん人によって考え方や言い方は、さまざまでした。
共感できない考えの人もいました。
それでも「スピリチュアルな話なんてうさんくさい」とは思いませんでした。
逆に「人それぞれ色々な考え方があって良いんだ」と思えました。
そして、自分に合った考え方、良いなと思える言葉、そんなものを取り入れてみようと思いました。
今を知る
みなさんは毎日、何を考えて生活していますか？
改めて考えてみると難しい質問です。
私は自他共に認める『まじめ』な人間です。
規則正しく周りに迷惑をかけず生きるのが当たり前だと考えていました。
しかし、それが自分にとって『心地よい』のか？と聞かれたら・・・。
自信を持って『はい』とは言えませんでした。
では、どうすれば『心地よい』のか？と聞かれたら・・・。
まったくわかりませんでした。
つまり、『今を生きていない』状態だったのです。
今、何がしたいのか？
今、何が食べたいのか？
今、今、今。
私達が生きるうえで『今』って、本当に大切なんです。
『今』の自分を知る事が、何より大切なんです。
自分を知る
自分の事は自分が一番よく分かっている。
と、思っていませんか？
そのせいか、誰かに何かを指摘されたら反論したくなります。
「そんな事、言われなくても分かってる」
「私は、そんな意味で言ったんじゃない」
「私の事を知らないくせに・・・」などなど。
その指摘が的外れな事だったら、当然反論しますよね。
しかし的を得ていても、反論したくなりませんか？
私は、ハッとする事を言われ返す言葉も出てこない、なんて時もあります。
自分の事って、意外と他人の方がよく見ている場合もあるんだと思います。
逆に、何をするにも他人の意見に合わせる人がいます。
「これ、今やった方が良いかな？」
「こんな事を言ったら嫌われるかな？」
「何でも良いよ」「どっちでも良いよ」などなど。
このような方は、他人に合わせる事で自分の存在価値を保てると考えています。
そして、その方が楽なんです。
いわゆる『他人軸』で生きている方です。
常に、他人から見た自分を意識している状態です。
これでは、自分が何をしたいのか？なんて、まったく分からなくなってしまいます。
自分を知るためには、他人から見た自分ではなく、自分がどうしたいのか？を考える必要があります。
それが自分を知ると言う事に繋がります。
そして自分を知ると、何が心地よいのかが見えてきます。
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心地よいを知る
私は自他共に認める『まじめ』な人間です。
そして自分の事は自分が一番よく分かっている、と思っていました。
しかし、これが少し違っていました。
私は『まじめ』な人間だと思っていましたし、実際に周りにいる人に『まじめだね』と言われる事が多かったです。
また『まじめだね』と言われる事に満足感もありました。
ですが、よくよく考えてみると私は『まじめ』じゃなきゃいけないんだと思っていたんです。
まったく自覚はありませんでしたが、これが『他人軸』と言われる状態です。
そこで私は私に聞きました。
「本当は、どうしたいの？」
規則正しく周りに迷惑をかけず生きるのが当たり前だからでは無く、自分がそうしたいからする。
私は『まじめ』じゃなきゃいけないからでは無く、自分がそうしたいからする。
他人からこう見られたい自分では無く、自分がこうしたい事をしている自分になる。
これが『自分軸』なのかなと思います。
こうやって少しずつ『自分軸』になっていけば自分にとっての心地よいが見えてくる気がします。
簡単に言いますが、これがなかなか難しい。
なぜなら考え方は、くせになっているからです。
くせを直すのって難しいですよね。
でも、くせは直ります。
少しずつ、自分に聞きながら直していきましょう。
そして、心地よい毎日を送りましょう。
おまけ
考え方のくせは、なかなか手強いです。
くせをくせと知らずにいる事も多いです。
私は他人から言われた事や考えても答えが出ない事を思い出しては「どうしよう」と考えていました。
ある日「答えが出ないと分っているのに考えて私はどうしたいんだ？」と気付いた時、思わず笑ってしまいした。
これが私の考え方のくせを知った時です。
そして、もう一つ知ったのが暇なんだなと言う事です。
暇だからあれこれと答えの出ない事を考えてしまうんです。
そんな時は、何でも良いので何かに夢中になってみてください。
本を読んだり、映画を見たりするのも良いですね。
スポーツで体を動かすのも良いそうです。
運動が苦手な私は、最近ハマった多肉植物の世話をしています。
没頭して無駄な事を考える暇がありません。
何より穏やかな気持ちになります。
考え方のくせを直しながら多肉植物も元気に育つ、一石二鳥です。
暇な時間の有効活用ができるなら、一石三鳥かもしれせん。
自分なりの心地よいを、どんどん見つけていきましょう。
ハルでした。
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