初めての『リメ缶』作り　下地ってなんですか？

みなさんは『リメ缶』を知っていますか？

DIYが流行っていますので、作った事がある方も多いのではないでしょうか。

『リメ缶』とは『リメイク缶』の事です。

『リメイク缶』とは、缶詰や飲料の空き缶を塗装して楽しむものです。

私は多肉植物の初心者です。

そして最近、インスタグラマーMAiさんの本に出合いました。

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この本に出合って『ちまちま寄せ』の魅力にドハマりしてしまいました。

多肉植物のかわいさはもちろんですが、寄せ植えしている鉢がまたステキなんです。

素焼き鉢をリメイクした物や、小物を上手に使っている物、そして『リメ缶』です。

色々ある中で、私は『リメ缶』を作ってみたいと思いました。

何と言っても、捨ててしまう空き缶を利用している点がエコですよね。

早速、作り方を勉強しました。

もちろん先生はYouTubeです。

いつも本当に、ありがとうございます。

『リメ缶』を作るには、まず何が必要なのか？

当然、ここから始まります。

そして、ここから苦戦しました…。

下地

缶に塗装をする場合、表面に『下地』を塗ります。

これは、ツルツルした缶に塗料を塗っても色がのらないからです。

色がのったとしても、乾くと簡単にはがれてしまいます。

その為『下地』を塗り、塗料がはがれてしまう事を防ぐ必要があるんです。

この『下地』にも色々ありました。

一番手軽なのが、ヤスリでしょう。

結局、表面がツルツルでなければ良いんです。

なのでヤスリで擦り、表面に傷をつける事で塗料がのるようになります。

しかし、私はイマイチ気が進みませんでした。

なぜなら、擦ったあとにでる粉が掃除しづらと感じたからです。

次にマルチプライマーです。

マルチプライマーは、缶の表面に膜を作りその膜に塗料をのせる感じです。

初心者にも扱いやすく、100均で購入できると聞き探しました。

が、売ってません。

ダイソー・セリア・キャンドゥ。

2～3店舗ずつ、探し回りましたが見つけられませんでした…。

最後にミッチャクロンマルチ。

ミッチャクロンマルチは、缶の表面と融合し塗料がのるようにする感じです。

プライマーより確実に塗料がのり、しかもはがれにくいそうです。

本格的な為、扱いも注意が必要です。

こちらはホームセンターで見つけました。

しかし、大きいサイズしかありません。

スプレータイプもありましたが、私は狭いベランダでの作業になる為断念しました。

散々迷って、覚悟を決めて購入しました。

これが無くては何も始まりませんから。

ミッチャクロンマルチ

早速、ミッチャクロンマルチを使ってみようとベランダに出て新聞紙やらタオルやら準備しました。

火気厳禁ですので、気をつけて作業をしましょう。

…、開きません。

注ぎ口のキャップを回そうとしても、まったく開きません。

キャップの中に何か書いてあるようなんですが、ちゃんと見えないんです。

せっかく覚悟を決めて購入したのに、いきなりつまずきました。

ここで中断し勉強です。

開け方

まず、銀色のリング状の外蓋を開けます。

これは、ひねるのではなくマイナスドライバーなどを差し込み、てこの原理で押し上げます。

私はプラスドライバーしか持っていなかったので、組み立て家具についてくるネジ回しを差し込んでみました。

これは、比較的簡単に取れます。

次に中蓋です。

蓋には「中央ヲ押セバ開ク」「側面ヲ押セバ締ル」と書いてあります。

これが大変でした。

中央を親指で力いっぱい押すのですが、まったく開きません。

右手の親指に左手の親指を重ね、全体重をかけてやっと空きました。

あぶないので、くれぐれも気をつけてくださいね。

中身は、さらさとした液体ですがシンナーのようなニオイがします。

コップなどの容器に移して使うのですが、かなりこぼれてしまうので新聞紙やタオルの上で移しかえた方が良いと思います。

塗り方

ミッチャクロンマルチを缶に塗る為に『刷毛』を用意しましょう。

私は100均で購入しました。

なるべく薄く塗るのがコツだそうです。

さらさらした液体なので薄く塗れているのかは分かりませんが、とても塗りやすかったです。

塗り終えたら２時間ほど乾燥させましょう。

ここで、またしても問題発生です。

ミッチャクロンマルチを塗り終えた『刷毛』を、何の疑問の持たず水で洗ってしまいました。

すると、ベタベタと糊状の物体が『刷毛』にまとわりついて取れなくなってしまいました。

慌ててタオルでふき取り台所用洗剤で洗ってみました。

何とか糊状の物体はキレイに取れましたがビックリしました。

改めて『刷毛』の洗い方を勉強しました。

本来は、シンナーやうすめ液などで洗うそうです。

まとめ

今回は初めての『リメ缶』作りにもかかわらず、ろくに勉強もしないままミッチャクロンマルチを使った為に大変な思いをしてしまいました…。

しかし、躊躇していたら今も始めていなかったと思います。

やってみたいと思った気持ちが冷めないうちに行動する事の大切さを実感しました。

せっかく購入したミッチャクロンマルチ。

たくさん使える量がありますので、これからジャンジャン練習してステキな『リメ缶』を作ってみようと思います。

私は手先が器用ではなく絵心も無いのですが「大丈夫、きっとなんとかなる!!」と思ってます。

『リメ缶』作りは、まだまだ始まったばかり。

次は、いよいよ塗装です。

楽しんでいきましょう。

ハルでした。

おまけ

ホームセンターも何店舗が行ったのですが、その時にマルチプライマーを発見しました。

100均だけでなく、ホームセンターも探してみてください。

さらに、調べて見れはネットショッピングでも買えたみたいです。

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あと、たまたま見つけたのですがベロと呼ばれるものがあります。

缶の口につけると、中の液体を移しかえる時ほとんどこぼれないです。

店舗によって値段は違いますが１００円弱で購入できます。

ぜひ、お試しください。

総合すると場所さえあればスプレータイプがおすすめ、かもしれませんね。