みなさんは「サンスベリア」という観葉植物を知っていますか?
会社の入口や病院で見かける事があると思います。
私は引っ越しをした約1年前に、6号鉢の「サンスベリア」を購入しました。
しかし私の「サンスベリア」は、だんだん様子が違ってきました。
そうなんです、葉の広がり・ねじれが目立ってきたんです。
大切に育てている植物の様子が違ってくると心配になりますよね。
調べてみると、私の「サンスベリア」に足りない物が3つありました。
- 日照不足
- 水不足
- 栄養不足
サンスベリア
「サンスベリア」には、たくさんの種類があります。
私が好きなのは「サンスベリア・ローレンティ」です。
まっすぐに伸びる尖った葉に縞模様がステキな品種です。
風水でも、玄関やトイレ、寝室に置くと良いとされています。
これは「サンスベリア」にNASAも認める空気清浄効果・浄化作用があるからです。
日照不足
一つ目の不足は「日照不足」です。
耐陰性があるので室内でもよく育ちますが、もともと日光が大好きです。
なるべく日当たりの良い場所で育てる事をお勧めします。
葉が広がる・ねじれるのは「サンスベリア」が日光を求めている証拠です。
ひまわりが太陽の方を向くようなイメージでしょうか。
とはいえ、夏場の直射日光は強すぎます。
葉焼けと言って火傷をした状態になります。
茶色く変色したり色が薄くなったりして、最後には枯れてしまいます。
レースのカーテン越しくらいが丁度いいですね。
成長次第では、鉢が倒れてしまう事もあるそうです。
あまりにも広がるようでしたら植え替えをしてみましょう。
株分けをするか、一回り大きな鉢に植えてあげましょう。
残念な事に、一度ねじれた葉は元には戻らないそうです。
私の「サンスベリア」は一回り大きな鉢に植え替えてあげました。
水不足
植物を育てるうえで何が難しいか、といえば「水やり」でしょう。
私は植物を育てるのが好きですが、ダメにした事も多いです。
それは、その植物に合った「水やり」の仕方を知らなかったからだと思います。
以前、パートで働いていた職場に「サンスベリア」がありました。
世話をする人が居なくて、ほったらかしになっていました。
土がカラカラの状態だったので、たっぷりの水やりをしました。
すぐに新芽が出てきて嬉しくなりました。
毎日欠かさず水やりをしていると、だんだん葉がブヨブヨになってしまいました。
乾燥を好む「サンスベリア」に、水のやり過ぎです。
その時は、水のやり過ぎでダメにしたなんて思いもしませんでしたが・・・。
「サンスベリア」の水やりのコツは、たっぷりあげてしばらく放置。
鉢の中の空気を入れ替える為にも水をあげる時は、たっぷりあげましょう。
受け皿に水分が残ったままだと根腐れの原因になりますので気を付けて下さい。
水不足が葉のねじれの原因になる事もあるそうです。
私は見た事がないのですが水不足の時は、葉に縦シワが出るそうです。
最初は難しいと思いますが、葉の状態を観察しながら水やりをしてあげましょう。
寒い時期の水やりも注意が必要です。
気温が10度くらいになったら完全に断水します。
成長が止まる冬眠状態です。
ここで水やりをしても水分を吸い上げなので鉢の中がいつまでも湿ったままになります。
すると根腐れをおこし枯れてしまいます。
少し心配になりますが大丈夫です。
「サンスベリア」の生命力を信じて、この時期の水やりは止めましょう。
水やりは、やり過ぎもダメ。水不足もダメ。
本当に難しいところです。
栄養不足
植物全般に言える事だと思いますが、栄養剤は使った方が良いです。
使用する土の中には、栄養成分が入っている物もあります。
また、錠剤だったり液体だったり、様々な種類の栄養剤があります。
私は錠剤タイプを使用していましたが、いつまでも残っていました。
ほとんど成分が浸透していなかったようです。
自分の使いやすい物で良いと思いますが、物によって使用頻度や使用量が全然違います。
使用方法をキチンと確認してから使いましょう。
また、冬眠状態の冬場に栄養剤は必要ありません。
まとめ
「サンスベリア」を育てる時の注意点は3つありました。
- 日照不足
- 水不足
- 栄養不足
私は玄関に置いていたので、日中は日が当たっていませんでした。
休みの日にはレースのカーテン越しの日向に置いたり、水やりの日にはベランダに出したりしていましたが足りなかったようです。
水やりのタイミングは、いつまでたっても難しいですね。
植物を良く観察してあげるのが一番大切なのかも知れません。
この先、どんどん成長させていきたいので栄養剤を使いながら見守っていきます。
おまけ
今回、改めて「サンスベリア」の事を調べていて驚いた事がありました。
「サンスベリアの花が不吉」と言う話です。
私は「サンスベリアに花が咲く」と聞いた時「見てみたい!」と思いました。
早くても2~3年後、毎年咲く訳じゃないと聞いていたので簡単に見れる物じゃない事は知っていました。
でも「不吉」な物という認識は、ありませんでした。
ビックリして詳しく調べてみました。
結果は「ウソ」でした。
「サンスベリア」の花は、珍しい。
珍しい物は、不吉。
と言った事のようです。
「サンスベリア」の花は、生育環境が整った状態じゃないと咲かないそうです。
むしろ花が咲くと言うのは、素晴らしく縁起が良いんです。
ホッとしました。
あと何年後になるか分かりませんが、きっと咲いてくれると信じています。
咲いた姿を想像するだけで、良い香りがしてきます。
楽しみです。
ハルでした。
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