忘年会編
年末の恒例行事と言えば、そう「忘年会」ですね。
職場の忘年会ほど行きたくないものは、ありません。
もちろん気の合う仲間、お世話になった先輩と一年間の労をねぎらう楽しい飲み会なら喜んで参加します。
厄介なのが関わりたくない同僚、必要な時に動いてくれない上司、不参加を認めない所属長主催の忘年会です。
今回は、そんな忘年会の出欠をめぐる問題です。
登場人物
丘本さん 50代女性 入社15年 ベテラン社員
安田さん 40代女性 入社2年 パート社員
問題
今年の忘年会は蜜を避けるという理由で全員参加ではなく所属長に指名されたメンバーの参加となりました。(普通、中止しますよね・・・)
丘本さんが指名されたメンバーにコッソリと出欠の確認に回っていました。
声をかけられた私は「・・・マジか。」という言葉しか出ず、丘本さんも「・・・ごめん。お願い。」と頭をさげていました。
そして安田さんに声をかけた時の返事が、これでした。
- 私、参加して良いんですか?
- 私、空気を悪くしませんか?
回答
私は、行きたくないのだと思いました。
私だって行きたくないのだから欠席しても良いんだよと言ってあげなきゃと思いました。
私の回答は、これでした。
- パートさんは無理して参加しなくて大丈夫だよ。
- 家族の用事とか、それっぽく言えば大丈夫だよ。
本心
安田さんの本心は、こうでした。
- 私、選ばれたメンバーです
- なんなら私が仕切りますよ
正解
安田さんが求める正解は、これです。
- 安田さんが来てくれないと困るよ
- 安田さん絶対に参加してよ
まとめ
声がかかったメンバーが、なんとか中止にならないかと願っている中、安田さんは違いました。
- 店の対応は、どうなっているのか
- みんな何時に出発すれば間に合うのか
- 当日の交通手段は大丈夫か
まるで幹事のような振る舞いに私は驚きを隠せませんでした。
私は安田さんの受け答えからこの正解を導き出す事が出来ませんでした。
私がズレているなら教えて下さい。
って言うか、これ、分かります・・・?
追伸 今年の忘年会は無事、中止となりました。
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