いよいよ台風シーズンの到来です。
8月になり、日本付近にある台風9号、10号の影響が心配されていました。
私は、多肉植物にドハマりして初めての台風です。
もちろん、今までも植物は育てていましたので台風の時は心配でした。
私がしていた対策は、こんな感じです。
棚の上にある鉢をおろす
なるべく壁際に置く
鉢を密集させる
もともと雨ざらしで育てる事が多かったので、主に強風・豪雨対策ですね。
飛ばされて何かを壊したり、誰かにケガをさせたりする事のないように気を付けていました。
今回、小さい鉢が増えた事もあり必要な対策があればと調べてみました。
知らない事も多くビックリしましたので、これから対策を考えている方の参考になれば幸いです。
風
まず、台風で心配になるのが強風の影響です。
ニュース番組の気象コーナーでお天気キャスターがヘルメットをかぶり強風に耐えながらリポートをする姿も珍しくありません。
個人的に「そこでリポートする必要あるのかな・・・」とツッコミを入れながら見ていますが・・・。
台風が過ぎた後、街中に木の枝やバケツ・ゴミ箱などが散乱していますから、強風対策は必須です。
ここで注意する事があります。
遮光シートは、防風ネット代わりになりません!!
私は、暑さ対策の為に遮光シートを使い始めました。
この遮光シートをよく見ると網目になっていて風通しが良さそうなんです。
これは、熱がこもらないように網目になっているんだと思います。
実際に使っている方なら分かると思いますが、意外と風を受けてバサバサと膨らむんですよ。
網目になっていても、風通しが良い訳では無いんですね~。
これを、台風の時に使ったら大変な事になります。
棚に縛り付けていたら、棚ごと持っていかれる可能性もあります。
止めていた物が外れたら、シートだけ凧のように飛んで行ってしまうでしょう。
どちらにしても危険です。
遮光シートを使っている方は、強風の時の使用は控えましょう。
雨
次に心配になるのが雨です。
台風に限らず、ここ数年のゲリラ豪雨は大変なものですよね。
ゲリラ豪雨は、突然の事なので防げない事もあります。
しかし、台風なら事前に対策をとる事ができます。
いくら雨ざらしにしているとはいえ、可能な限り豪雨にさらされない場所へ移動してあげましょう。
夏の間、水やりを控えている多肉植物も多いと思いますので、特に気を付けたい所です。
日照
強風・豪雨対策として、可能な方は室内へ避難させるという方法もあります。
鉢の数、室内のスペースにより難しい場合もあると思いますが、特に大切な品種などは特別扱いをしてあげてください。
今回、私は半分だけ室内に避難させました。
狭いワンルームのアパートなので、そんなスペース無いんですが奇跡的に避難させる事ができました。
なぜなら、同じく狭いベランダに設定しようとガーデンラックを購入していたんです。
8月下旬入荷予定が、8月上旬に届いていたんです。
室内で組み立て、あとはベランダに出すだけというタイミングで台風がきました。
ベランダに出す前に、避難場所として利用でき本当にラッキーでした。
しかし、室内に避難させれば安心かというと、そうでもないんです。
もちろん、強風・豪雨からは守れます。
その代わり急な環境の変化にさらす事になりますからストレスになる可能性があります。
一番の変化は、日差しでしょうか。
ほんの数日間の事ですが日照不足になるのは確実です。
その結果、徒長する事もあるそうです。
鉢の中に水分が残っている状態で風通しの悪い室内に避難させれば蒸れる可能性もあります。
その点に注意しながら多肉植物の為に、できる限りの対策をしてあげましょう。
まとめ
多肉植物を育てている環境は、人それぞれです。
私のように狭いベランダで育てている人でも建物によっては日当たりも風当たりも違ってきます。
色々な方の色々な対策を知る事が、自分にとって最適な対策方法を知る近道だと思います。
今回、私は室内に避難する方法を採用しました。
水やりを控えていましたし、遮光もしていましたので蒸れや徒長はないようです。
今のところ、私の多肉植物にとっては良かったようです。
台風の影響も少なく、外に置いた多肉植物も問題ないようです。
心配し過ぎたのかも知れませんが、やれる事をやったからこそです。
何もしないで残念な事になるより、よっぽどマシです。
どうかみなさんの地域も、被害など無い事をお祈りいたします。
おまけ
私は、梅雨の時期に徒長させてしまいました。
台風の時期が過ぎれば、長雨の時期がきます。
つねに室内への避難ができるように考えても良いかなと思っています。
そこで見かけたのが、植物育成ライトです。
使っている方も多いようなので、検討してみようと思います。
ハルでした。
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